日記

雪の神戸、ラウンジにて

大阪から神戸に移動した。神戸マリオットホテルに泊まる。ここもはじめてくるホテルだ。外は寒く、とても出かける気にならない。ラウンジで妻の詰子とお茶を飲むことにする。「オツトくん。外、雪が降ってるんじゃない?」「ホントだ。みぞれっぽいね」テレビ...
日記

あべのハルカスで転びかけた日

大阪に来ている。妻の詰子とあべのハルカスの展望台に行くことにした。大阪マリオット都ホテルから直行で行ける。展望台に来るとさすがに高く、大阪平野が、まるで巨大な地図のように足元へ広がっている。詰子と並んで、ゆっくりと回廊を歩いていると、突然そ...
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パニーニって何だっけ?

大阪マリオット都ホテルにやってきた。はじめての場所はワクワクする。あべのハルカスの上層階にあるホテルで、それだけで非日常感が強い。夜、ラウンジの灯りが柔らかく揺れていた。カクテルタイムのざわめきの中、妻の詰子がスモークサーモンをつまんで言う...
日記

詰子ちゃんは常識を超えてくる

リビングの扉を開けた瞬間、ふわりと香ばしい匂いが鼻をくすぐった。炒め物の匂いだ。油が跳ね、肉が焼け、タレが焦げるあの幸福な香りだ。妻の詰子に聞く。「詰子ちゃん、何食べたの?」「ハハハハ。あのさ~、私が何を食べたか聞くのやめてくれる?」「なん...
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詰子、マイナンバーと闘う

リビングに足を踏み入れた瞬間、空気がピリッと張りつめた。ソファの上では、妻の詰子がスマホを片手に、何かと闘っている最中だった。「めんどくさいな〜。字が見えんがや〜」小さく唸りながら、役所から届いた案内状を睨みつけている。どうやらマイナンバー...
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いつか行く道

実家に帰る。母は1年前に脳梗塞を患い、それ以来記憶がおぼつかない。様子を見るために定期的に帰ることにしている。「ただいま〜。調子はどう?」「変わりないわ。」「それは良かった。」困っていることがないか母に確かめると、電波時計を指して言う。「こ...
日記

歯とハサミとトンテキの攻防戦

琵琶湖マリオットホテルに来ている。朝食会場には、色とりどりの料理が並び、まだ眠気の残る身体をやさしく刺激してくる。ソーセージをひと口かじった瞬間だった。前歯に、鋭い痛みが突き刺さる。「あぁっ、ダメだ」思わず声が漏れると、妻の詰子が顔を上げた...
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平泳ぎに決まっとるがや

琵琶湖マリオットホテルに来ている。妻の詰子とプールでひと泳ぎすることになった。「ひと泳ぎするか」そう言ったものの、僕は泳ぎが得意ではない。一応、沈まずに進むことはできるが、遅いし、すぐに息が上がる。対して詰子は、高校まで水泳部に所属していた...
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琵琶湖マリオット、いつもの時間

琵琶湖マリオットホテルにやってきた。何度も訪れているはずなのに、玄関をくぐるたび、胸の奥がふっと軽くなる。ここでは観光などしない。ただ温泉に浸かり、好きな酒を飲み、妻の詰子とゆるやかに時間を過ごす。それだけで十分だ。温泉で火照った身体をラウ...
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今日は診察の日

妻の詰子は医者の勧めでリベルサス(血糖を下げる薬)を服用している。巷で痩せる薬と言われているものだ。主な副作用として、吐き気、食欲減退などがあり、体調のいい日もあれば悪い日もあって、一様でない。詰子が診察を終えて車に戻ってきた。「詰子ちゃん...
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