僕も妻の詰子も占いは信じないほうだが、活用することを心掛けている。
2000年ごろ、「動物占い(個性心理学、動物キャラナビ)」と「エニアグラム」が流行った。
どちらも人の性格をいくつかのパターンに分け、それを互いに知ることで人間関係を円滑にする、というものだ。
そのパターンのどれが良いとか悪いとか、そのような話ではない。
誰にでも長所と短所があり、完全な人などいない。
そうならば、最初から相手の性格や習慣を理解していた方がコミュニケーションが円滑になるのは当たり前だ。
僕たちにとって、動物占いとエニアグラムは、人間関係を円滑にするツールとして画期的であり、今でもお世話になっている。
動物占いは人の性格を12種類の動物を使って60パターンに分け、エニアグラムは9つのタイプに分ける。
ちなみに、僕たちは次のようになる。
大人になると、誰に何を言われようが、自分の性格を変えることがムリになる。
逆に、自分が意見を主張して、相手の性格や習慣を変えることもムリである。
そんなことはわかっていても、ついつい自分を主張してしまう。
自分と意見が違うと「あなたは間違っている」と言ってしまう。
そして、ケンカになる。
ケンカしないためのコツは、お互いの性格を知り、それを認め、お互いに妥協しあうしかない。
自分と意見が違ったときは「あなたが正しいかもしれない。しかし、私も正しいかもしれない」と言えばいいのである。
これらのことを、お互いに理解して接するのとしないのとでは、コミュニケーションの深さがまるで変わる。
僕たちが、このような考えになったきっかけが、動物占いとエニアグラムだった。
お互いの性格を知り、それを認め、妥協する、という考えに至るならば、動物占いやエニアグラムである必要はない。
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