左足の小指

日記

僕は声がデカい……らしい。
そしてひとりごとを言う……らしい。
自分ではそんなことないと思っている。

朝起きてリビングに行くと、妻の詰子が開口一番に言ってきた。

詰子
詰子

昨日、また、大声でわめいてたよね

オツト
オツト

昨日? 大声で? 何だろう?

詰子
詰子

『あー』『うー』『くっそー』『いたーい』って言ってた

オツト
オツト

あぁ、夜中に廊下を歩いていたら、左足の小指に体重計がガンって当たって、『あー』ってなってた

詰子
詰子

ハハハハ、それか。
すごいデカい声だった

オツト
オツト

ーーーー
(そこは、『大丈夫?』でしょ)

あとがき

家の中の、どこに何があるかくらいは、さすがの僕でも把握しています。
でも、やっちゃうんですよね。

夜中に僕がわめいても、詰子は怒ることなく笑うだけなので、その点はありがたいと思っています。

僕も詰子も、頻繁につまづいたり転んだりするようになってしまいました。
転んで骨折でもしたら洒落にならないので、注意しているのですがダメですね。
これが老化というヤツでしょうか。

日ごろから運動をして備えるしかないと思っています。
みなさんはどうですか?

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