横浜中華街にやってきた。
目指すは、王朝の北京ダック、王府井の小籠包、富泰楼麺房の担々麺だ。
あいかわらずすごい人出で、真っすぐ歩くことができないくらい賑わっている。
最初に北京ダックをぺろりと平らげ、ゆっくりと王府井の前まで歩いてきた。
注文の際、焼きと蒸しで悩んだが、焼き小籠包4個と蒸し小籠包4個のセットを注文した。
食べるときは、小籠包のスープが熱いことと、噛んだときにそれが飛び出ることに注意しなければならない。
妻の詰子が最初に蒸し小籠包を口に運ぶ。
「ん~、美味い」
「安定の美味さだな」
「オツトくん、今度は焼きを頂戴」
「はい、どうぞ。アツアツだから気をつけてよ」
詰子がふたつ目の小籠包を食べた瞬間、口元から液体が飛び出した。
僕のはだしの足の上に、サンダルの隙間から突如としてアツアツのスープが降りかかった。
「わ~っ」
「あ~っ」
「詰子ちゃん、めちゃくちゃ熱いよ」
「ごめんね。大丈夫?」
「まぁ、大丈夫みたい。火傷して帰りの車の運転ができなくなるところだったよ」
「ハハハハ。そんなわけないだろ」
僕たちは傍から見れば、中華街の雑踏の中で、小籠包のスープがかかっただの火傷しただのと大声で言い合っているオジサンとオバサンだ。
そんなことを考えながら僕もふたつ目の小籠包を口に運ぶ。
すると、なんと、気をつけていたにもかかわらず、またスープが飛び出した。
「あ~っ」
「ハハハハ」
「Tシャツに思いっきりかかったよ」
「もう~オツトくん、何やってるの」
「くっそ~。まぁ、風呂に入るの前でよかったよ」
「何がいいんだて」
あとがき
中華街の食べ歩きは何度行っても楽しめますね。
それにしてもすごい人。
スープも熱かったですが、気温も暑かったです。
北京ダック、小籠包と食べて、最後に担々麺。
富泰楼麺房の担々麺が最高。
「揚州麺房」という店名から変わったようです。
ゴマの香り、塩加減、超クリーミーな食感、言うことなしです。
このあと、ホテルに戻り、風呂に入って美味しくビールをいただきました。
では写真をどうぞ。
北京ダックは写真撮り忘れました。

小籠包。スープ事件後、あわてて写真を撮りました。

担々麺。超クリーミー。

富泰楼麺房。
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