背中ゴリゴリの夜

日記

夜も深まり、そろそろ寝ようとしていたとき、妻の詰子が寝室から起きてきた。

「詰子ちゃん、 どうしたの?」
「肩が痛くて寝れない」

そう言いながら、眉間にしわを寄せ何かを探している。

「大丈夫?」
「ん~、これヤバいな〜」

やっと見つけた鎮痛消炎薬の軟膏を眠そうな目で塗る。

「あ〜痒い。じん麻疹が出てきた」

今度は痒みが襲ってきたらしい。

「あ〜、これ、背中にも、じん麻疹が出とるな〜」

詰子は孫の手を使って掻こうとするも、肩が痛くて上手く掻けない。

「あぁ〜」

叫びながらおもむろに立ち上がり、壁に背中を押し付けてゴリゴリと掻いている。
その姿を見てつい笑ってしまう。

「オツトくんには、この辛さ、分からんだろうな〜」

詰子はそう言って寝室に戻って行った。

あとがき

最近、詰子は肩が痛くて腕が上がりません。
この症状は過去にも何度かあり、しばらくすると治って痛みが引くのですが、忘れたころに再発します。
それは定期的にやってきて、その度にゴキゲンが悪くなります。

まぁ、歳だから仕方ないですかね。
しばらくすれば痛みが引くだけでも、ありがたいと思うしかないのかもしれません。

さて、背中が痒くても手が後ろに回らない問題。
これは厄介。
背中を壁に押し付けてゴリゴリやってる詰子を見て笑ってしまいましたが、僕もいつそうなるか分からないところが悩ましい。

解決策としてはやはり、適度な運動しかないですね。
分かっているけど、継続が難しいんだよな~。

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