リビングに行くと妻の詰子が苦しそうにしている。
「詰子ちゃん、どうしたの?」
「牛キムチ食べたら気持ち悪くなった」
最近、詰子は“牛キムチ”に夢中だ。豚キムチの変化球として自作を繰り返し、日々研究を重ねている。
「今日は牛キムチにコチュジャン入れたんだわ」
「ほう」
「そしたらイマイチだった」
その言葉に、思わず笑いがこぼれた。
「ハハハハ。いらんことしたな」
「いらんことって言わないで〜」
あとがき
詰子が牛キムチにハマっている理由はこちら。

詰子ちゃんは常識を超えてくる
リビングの扉を開けた瞬間、ふわりと香ばしい匂いが鼻をくすぐった。炒め物の匂いだ。油が跳ね、肉が焼け、タレが焦げるあの幸福な香りだ。妻の詰子に聞く。「詰子ちゃん、何食べたの?」「ハハハハ。あのさ~、私が何を食べたか聞くのやめてくれる?」「なん…
前回の牛キムチは美味かったのですが、今回ちょっと味変しようとしたようで、完全なる蛇足。
量を間違えたのかな。
どちらにしても、いらんことしましたね。
さて、詰子は何でも新しいことに挑戦するタイプです。
新発売や期間限定にという文言に反応します。
僕は全くの逆。
行く店も注文するメニューも毎回同じ。
詰子は呆れていますが、僕としては「あの味を求めて」という目的を達成するために訪店するので満足度は非常に高いのです。
性格が出ますね。

コメント