昨年12月末に洗濯機の調子が悪くなった。
メーカーによると、製品に不具合があるので無償で点検修理するということだ。
先日、その修理業者がやってきた。
「詰子ちゃん、洗濯機、直ったよ」
「やっとか~。早速、洗濯しよ」
「これで乾燥までやってくれるから楽だね」
「うん」
詰子が芳香剤を入れる。
僕も自分の下着など洗濯をすることがあるのだが、芳香剤なんて入れたことがない。
「詰子ちゃん、それさ、入れたほうがいいの?」
「オツトくんが洗濯するときは入れなくていい」
「お前は入れなくていいってこと?」
「ハハハハ。別に入れてもいいけど……」
「かぁ~、お前は入れんくていいって言ってくるもん。あいかわらずビビること言ってくるわ」
「ハハハハ。あのさ~、文句を言うのやめて~」
あとがき
最近の洗濯機はとても便利です。
洗濯物をいれてスタートボタンを押せば、3時間弱で乾燥までしてくれます。
僕たちは良い時代に生まれました。
ほとんどの家事から解放されて、そりゃ運動不足になるわ。
次は、ITとAIの技術がますます進化して、頭を使わなくても勉強しなくても、今より快適な生活ができるようになるそうです。
たぶん、今の半分くらいの労働時間で暮らせるようになるのではないかと想像しています。
早くそうなって欲しいけど……数百年後かな。
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