沖繩旅行4日目。
後半戦がスタートした。
今日はせんべろに行くことにした。
川かみ鮮魚・魚坊という、沖縄で安く美味しいお刺身が食べられる有名なお店だ。
以前から行きたいと思っていたが、前を通るといつも混んでいるのであきらめていた。
14:00からの営業ということなので、気合いを入れて14:00きっかりに行ってみる。
泊まっているハイアットリージェンシー那覇沖縄からは歩いて5分くらいの距離だ。
店まではアーケード街を通っていく。
牧志公設市場周辺のアーケードは迷路のようになっていて、はじめて来たときは地図を片手に歩いた記憶がある。
それでも何回も通うと、道を覚えてくる。
しかし、妻の詰子は全く別の方向へ歩いていってしまう。
詰子ちゃん、こっちだよ
もっと早く言ってよ。
前もって言ってくれないとわからないよ。
方向オンチだから
ハハハハ
店に到着した。
開店と同時に入店。
店に入ると席に案内され、かたことの店員が間髪入れず聞いてきた。
せんべろでいいですか？
ーーーー
（どういうシステム？ どうすればいいんだ？）
しかし、詰子はこの状況を一瞬で嗅ぎ分ける。
そして、店員にふたつ返事で答える。
せんべろでお願いします。
（あいかわらず、オツトはわかってないな。なんで、わからないんだろ？）
ーーーー
（道はわからないのに、どうしてお店のシステムはわかるんだ？）
詰子のおかげで、何事もなかったかのように時は流れ、せんべろを満喫できた。
それにしても、ずっと食べっぱなしだよね
そうだね
胃は大丈夫？
大丈夫ですけど……。
オツトくんのほうが疲れてきているんじゃない？
全然、大丈夫だよ
そしてこのあとも、ホテルのクラブラウンジに行って、食べ続けることになる。
あとがき
一般的に男性よりも女性のほうがコミュニケーション能力が高いとされています。
ホントかなと思いますが、僕と詰子を比べると、圧倒的に詰子のほうがコミュニケーション能力が高いのは事実です。
おかげでスムーズに注文ができました。
逆に空間認識能力は女性より男性が高いとされており、詰子が迷子になりそうなところを僕が助けました。
夫婦はこうやって二人三脚で行くのが理想だと思っています。
さて、今回のせんべろは、飲み物3杯＋刺身＋メニューからもう一品を選ぶ仕組みでした。
僕はチキンカツ煮を、詰子はテビチを選びました。
刺身はもちろん、チキンカツ煮もテビチも美味しかったです。
そしてボリューミィー。
1時間ほど食事を楽しんでから会計して驚きました。
本当に税込で1000円ポッキリでした。
この値段設定でやっていけるのだろうかと心配になるくらいです。
名古屋ではあり得ないくらいの満足感で、感動すら覚えました。
ぜひ、みなさんにも行ってほしいと思います。
それにしても、この日もよく食べました。
おいオツト、ホントに大丈夫か？
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