コーヒーマシンが…… 沖縄旅行3日目後編

日記

沖縄旅行3日目の昼。

僕は声がデカい……らしい。
自分ではそんなことないと思っている。

そんな僕がちょっとした事件に合った。
滞在ホテルのクラブラウンジのコーヒーマシンでの出来事だ。

僕がコーヒーを注ぎにコーヒーマシンへ向かった。
先に女性がコーヒーを注いでいたので、順番を待っていた。

女性はコーヒーを注ぎ終わったと思ったらしいのだが、全てのコーヒーが出る前にカップを引いてしまったのだ。
コーヒーマシンからはコーヒーがまだまだ出てきて、受け皿が汚れてしまっている。

女性は僕が順番待ちをしていることに気づいたらしく、スタッフを呼ぶべきかどうか迷っているようだった。

女性がつぶやく。

女性
女性

あぁ~、どうしよう

オツト
オツト

大丈夫です。
このままいきましょう

僕はそう言い、女性は申し訳なさそうにして席に戻っていった。

そのあと僕はコーヒーを注いで席に戻り、妻の詰子に報告した。

オツト
オツト

……てことがあったよ

詰子
詰子

知ってるよ

オツト
オツト

なんで知ってるの?

詰子
詰子

全部聞こえてた。
オツトくん、声がデカいもん。
丸聞こえだよ

オツト
オツト

ーーーー
(このままいきましょう……が全員に丸聞こえになっている。それでいいのか!?)

あとがき

まぁ、いいでしょう。
大は小を兼ねる……かなり強引な言い訳ですが。

声が大きいのは今さら始まった訳でなく、詰子に言わせると出会ったころからなんだそうです。
自分では全く無意識なので、本当はそれほどデカくないのではないかと疑っています。

さて、コーヒーマシン以外にも、最新の機械は意外な動きをするものが多く、使い方がわからずにあたふたして周りに迷惑をかけることが多くなりました。

例えばセルフレジですね。
手ごわいです。
「カードを入れてください」と機械がしゃべり続けますが、どこに入れるかわからず、「どこに入れるか言ってくれ、気の利かない機械だな」などと、またまた大声で言っているようです。

しかし、技術は日々進化するはず。
全てAIが僕の代わりにやってくれるようになるはず。
レジの前に立つだけで清算が完了するはず。
コーヒーが飲みたいなと思っただけで、目の前にコーヒーが運ばれてくるはず。

そうなれば、コーヒーマシンの前で大声を出さなくてもいいでしょう。
それほど遠くない世界だと思っています。
第二の人生も余裕だ。

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