母と暑い日のコタツ

日記

母は79歳。
この歳になると、さすがに身体のあちこちにガタが出る。
このところ夏日が続いたせいか、あせもができたと言う。

先週は胃カメラの検査も受けた。
明日はその結果を聞きに、母と一緒に病院へ行く。
そのため、今夜は実家に泊まることにした。
22時を回ると、母は布団を敷きながら言った。

「もう寝るわ」
「うん」
「アンタが寝るときにコタツ切ってよ」
「コタツ入ってるの?」
「うん」

思わず聞き返してしまった。

「こんなに暑いのにコタツ入れてるの?」
「だって昼寝するとき寒いから、コタツの中に入って寝るんだわ」
「そりゃあせもになるわ」

そう言うと、母はふうっと大きく息を吐き、まるで長年の経験者だけが言えるような口調で言い返してきた。
「はぁ〜、アンタもこの歳になれば分かるわ」

そう最後に捨て台詞を言って寝室に消えて行った。

あとがき

老人になると体温調節機能が弱くなると言いますね。
筋肉量が減っていて発熱できないのかも。

そのうち熱中症になりそうです。
エアコンをかけるように言わないとな。

この出来事を妻の詰子に話すと笑っていました。
そして僕も寒がりなので、将来間違いなく今の母と同じ状態になると言われました。
明日は我が身ですね。

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