妻の詰子が鼻の頭に大きな絆創膏を貼っている。
詰子に聞いてみる。
オツト
鼻、どうしたの?
詰子
皮がめくれた
オツト
血が出てきたの?
詰子
うん
オツト
えっ。
大丈夫?
ビビった?
詰子
そんなことでビビらない
オツト
じゃあ、少し血が出ただけってこと?
詰子
いやいや、タラ~って垂れてきた
オツト
そうなの?
詰子
すごい血が出たから貼ったの
オツト
それでもビビらないの?
詰子
ビビらない。
すごい出てるなと思っただけ
オツト
ーーーー
(すごいな。そんなあなたにビビるわ)
あとがき
僕はすごくビビりで、大したことない些細なことでも大声を出してしまいます。
アメトークのビビリ芸人企画みたいな感じですね。
詰子の性格は、僕とは全く逆で、多少のことではびくともしない強靭な心を持っています。
僕には考えられないようなリアクションをするので、そんな詰子を見ていると驚くことが多々あり、「こっちがビビるわ」という表現になります。
料理の味付け、エアコンの温度などと同じで、夫婦と言えども性格や好みが違うことが多いと思いますが、お互いを認め合ってうまくやるのが大事ですね。
詰子の性格や好みになるべく合うように心がけていこうと思います。
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