ポップコーン

日記

妻の詰子が僕にポップコーンを作ってほしいと言う。

「詰子ちゃん、ポップコーンって、どうやってやるの?」
「電子レンジで『ごはん』ボタンを3回押すだけだよ」

僕が皿の上にポップコーンを置いてスタートボタンを押すとパチパチと爆ぜる音がする。
レンジが止まったが、まだ袋の中でパチパチと爆ぜていて、全てのポップコーンが開いてないようだ。
もう少し加熱したほうがいいと思い、4回目の『ごはん』ボタンを押してスタートさせた。
詰子に出来上がったポップコーンを持って行く。

「詰子ちゃん、できたよ。どう?」
「ん~、なんか焦げてるな」
「4回やったからね」
「!? なんで4回やった?」
「いや、ちょっと加熱が足りないかなと思って」

詰子が呆れた顔をして言ってくる。

「はぁ~、いらんことやってくれるわ〜」
「もしかしてありがたいけど、迷惑だった?」
「ホントに、どいつもこいつも言うことを聞かんわ~」
「ーーーー」

あとがき

電子レンジで温めるだけができませんでした。
完全な蛇足ですね。
だって、しょうがないじゃないか~。

さて、この記事を書いているとき、以前にもポップコーンのことを書いた記憶がよみがえってきたので読み返しました。

このときも上手く調理できないことが書いてありますね。
全く進化していないな。
まぁ、この歳になると進化なんてもってのほかで退化があたりまえ。

それでも詰子と第二の人生を楽しめるように頑張ってみます。

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