今日はココイチでお昼ごはんを食べる。
妻の詰子が注文をしようとタブレットを操作しているが、何か悩んでいるようだ。
上にスクロールし、下に戻ってくる。
ページを切り替えて、またスクロール、そしてブツブツつぶやく。
何にしようかな?
あぁ~、見にくいな。
カツか~、ナスか~、夏野菜か~
文字が小さくて見にくいようだ。
この歳になると老眼がきつい。
え~っと、ごはんの量は~、辛さは~
悩んでるね、決まった?
え~っと、チキン……
何と何を悩んでるの?
豚しゃぶにしようか、カツにしようか、どうしようか?
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たまにはカツにしようかな。
ほうれん草とチキンカツだな
また、タブレットを操作する。
上下左右にスクロールを繰り返している。
まるでタブレットと格闘しているようだ。
注文は完了してません、って言ってきた
タブレット、手ごわいな
これでいいのかな?
うん、できたね
注文を終えた詰子が天井を見上げ、大きなため息をつく。
難しいな~。
あぁ~疲れた。
肩が痛くなってきた。
文字が小さいと見えないし
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この前のマクドナルドのタッチパネルはデカくてよかった
ホントだね
これからは高齢者用にデカくないと
あれは高齢者用というより、家族全員で見れるような設計なんじゃない?
そうなのかな。
まぁ、あれは素晴らしい
あとがき
今日の注文用タブレットは特別小さいわけではありません。
いたって普通の大きさのタブレットでした。
問題はタブレットの大きさではなく、文字の大きさですね。
この歳になって気づいたことは、美味しいカレーを食べようと注文するだけで、目が疲れて肩が痛くなり、悲しい気持ちになって天を仰ぐということです。
でも、カレーは美味しいからOKということで。
さて、最近のマクドナルドに設置してある巨大なタッチパネルをご存じでしょうか?
セルフオーダー端末と言うらしい。
僕たちは最近知ったのですが、昔からあるのかな?
ここまでデカくなくていいけど、文字はデカいと助かります。
あるいは、僕たちが死ぬまでに老眼が治る薬か治療法ができてほしい。
もうすぐだと思うんだけどな。
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