実家に帰る。
母は1年前に脳梗塞を患い、それ以来記憶がおぼつかない。
様子を見るために定期的に帰ることにしている。
「ただいま〜。調子はどう?」
「変わりないわ。」
「それは良かった。」
困っていることがないか母に確かめると、電波時計を指して言う。
「この時計、たまに勝手にくるくる回るんだわ」
「あぁ〜、それでいいんだよ。電波時計だから」
「ほぅ」
「勝手に時計を合わせてくれる、そういう時計なの」
「ふ〜ん」
母は納得したようなしないような、曖昧な表情を浮かべた。
理解できないのか、忘れてしまったのか。
その事実だけを受け止めるしかなかった。
あとがき
母はボケたことをいうので、ただの老化なのか、認知症なのか、脳梗塞の影響なのか判断できません。
そもそも電波時計とは何かを理解できてないのかもしれないな。
まぁ、今より症状が良くなることはないだろうと覚悟しています。
なるべく健康的に過ごしてほしいと思っているが、歳だから仕方ないかもしれません。
それにしても、いつか行く道だからな。
世の中は衆議院が解散して総選挙。
選挙になると突然出てくる消費税減税。
ん~、うさんくさいな。
選挙後には医療費や社会保障がどうのこうので、しれっと増税路線のような気がします。
個人的には、いい加減、尊厳死について議論をしてほしいと思っています。
まぁ、どこもかしこも党利党略に明け暮れていますね。
嫌になるな。

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