煎餅がないときは…

日記

妻の詰子は、最近、煎餅にハマっている。
僕が買い物から帰ってくると、確認するように聞いてきた。

「オツトくん、煎餅、買ってきた?」
「いや、買ってきてないよ」
「ふ~ん」

詰子はそう言うと、おもむろに非常食のビスコを取り出してきた。

「私にはビスコがある」
「詰子ちゃん、なんか、ざまあみろ感が出てるよ」
「ハハハハ」

あとがき

「煎餅がなくても、私にはビスコがある」みたいな感じに聞こえました。
そして、美味しそうに非常食を食べていました。

詰子は煎餅にハマっている

さて、マイブームとでも言いましょうか、一時的にハマってしまうということがあります。
食べ物だったり趣味だったり、いろいろですが、僕の場合2~3か月もすると飽きてきます。

それでも飽きずにずっと続くものが本当の趣味やこだわりになるのでしょう。
老後の第二の人生を有意義に過ごすには、こういった生きがいは必要だと思っています。

最後に余談ですが、詰子はたまに僕の想像を超えて行動することがあります。
取り出してきたのが非常食の煎餅でないことが救いでした。

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