ハイアットリージェンシー京都に泊まっている。
朝、目覚めて朝食会場に向かう。
朝食会場は混んでいて受付の前で15人ほどの人が並んでいる。
僕たちも列の最後尾に並んだ。
こんなに並んだのははじめてだ。
さすが日本が誇る京都である。
大盛況だ。
10分程待つと、ようやく順番が来た。
日本人男性の受付係りが聞いてくる。
「Good morning …@#¥&〜」
グッドモーニングしか聞き取れない。
仕方がないので日本語で返す。
「おはようございます」
そう言うと日本語で対応してくれた。
案内されて席に着く。
「メニューをお持ちしますのでしばらくお待ちください」
そう言って去って行った。
周りを見ると外国人ばかりである。
日本語が全く聞こえてこない。
どうやら日本人は僕たちだけのようだ。
しばらくすると日本人の女性スタッフがメニューを持ってきた。
「Good morning …@#¥&〜」
相変わらずグッドモーニングしか聞き取れない。
「え〜っと、日本語でお願いします」
「あっ、すみません。外国人のお客様が多くて……」
「そうですよね〜。わかります」
「お飲み物は何にいたしますか?」
「アイスティーをください」
そして、別のスタッフがアイスティーが運んできてくれた。
「Good morning …@#¥&〜」
もう、気にしない。
「ありがとう」
「あっ!? すいません。アイスティーです。ごゆっくりどうぞ」
あとがき
ハイアットの料理はどこに行っても美味しい。
とても気に入ってます。
そして、さすが京都。
集客力がバンパない。
インバウンドが炸裂していました。
ありがたいですね。
どんどんお金を落としていって欲しいです。
でも違和感を覚えたのも事実。
僕が知っている京都はこんなんだっけ?
なんか、植民地という言葉を思い出しました。
インバウンドやグローバリゼーションと言うとカッコよく聞こえて、それに酔ってる人がいるけど、本当にそれで大丈夫かな?
僕達の子供や孫の代は海外に出稼ぎに行っているかもね。
まぁ、幸か不幸か、僕達には子供がいないので関係ないけど……。
とはいえ、長ければ今から40年間は日本で生活しなければならない。
全く無関係とも言えません。
難しいな。
何とか乗り切りたいです。
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