母と僕

日記

母は実家でひとり暮らしだ。
高齢者で心配なので、頻繁に実家に母の様子を見に行く。

オツト
オツト

母がボケボケなことを言ってくるもん。
大丈夫かな?

詰子
詰子

まぁ、オツトくんもボケボケだけどね

オツト
オツト

確かに俺もボケボケだけど、その俺が母を見てボケボケと感じるんだから、母はかなりボケボケだよ

詰子
詰子

違う違う違う違う……

オツト
オツト

ーーーー

詰子
詰子

私から見るとオツトくんもお母さんも同じくらいボケボケ、全くのイコール。
わからんかな?

オツト
オツト

マジで!?

あとがき

数か月前から母の体調がすぐれない日が多くなりました。
父が亡くなってから母はひとりで家におり、話し相手も相談相手もいないので不安になるようです。

僕たちは現在50代で、これから第二の人生を送りますが、その中に親の介護というものがあります。
それがどのように訪れるのか、誰にもわかりません。

まだ詰子の母も健在でそのうち面倒をみなければいけませんし、僕たちには子供がいないので僕か詰子のどちらかは先に死ぬ方の面倒をみなければなりません。

寿命が延びるのは良いことばかりでなく、心配事の数も多くなります。
まだまだ始まったばかりだなと考えさせられます。

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