今日の晩ごはんは僕が作る。
お好み焼きを作ることにした。
プロが作るそれとは違い、キャベツを切って焼くだけだ。
素人の僕でも失敗の確率は極めて低い。
市販の粉を溶き、キャベツを粗みじんにして混ぜる。
ちょっとキャベツが多かったようだが、まぁいいだろう。
フライパンに火を入れ、タネを流し込む。
しばらくするといい匂いが漂ってくる。
タイマーが鳴る。
裏返す時間だ。
ターナーを使ってひっくりかえす。
「あぁ~っ」
僕が大声を出すと、妻の詰子が眉間にしわを寄せてこちらをうかがってくる。
「ひっくり返したら、まっぷたつに割れたもん」
「おいオツト、夜中にうるせぇ〜んだて」
「ーーーー」
あとがき
失敗するはずのないお好み焼きで失敗しました。
プロのお好み焼き屋さんから「お好み焼きを舐めるなよ」と言われそうです。
すいません。

何とか誤魔化せてるかな。
粉に対してキャベツが多く、纏まりませんでした。
見た目はともかく、味は美味しかったのでOKということで。
ちなみに僕はソースではなく出汁醤油で食べるのが好きです。
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