母が退院して間もないので、実家で寝泊まりしている。
朝起きて母が飲む薬の確認をする。
「母さん、薬飲んだ?」
「飲んだよ」
ちゃんと飲んでいる。
実家を出て自宅に帰ると、妻の詰子が朝食を取ったところだった。
「ただいま」
「おかえり」
「詰子ちゃん、朝ごはん食べたの?」
「うん、食べた」
「薬飲んだ?」
「あっ、飲んでないわ」
あとがき
まぁ、そんなものですわ。
アラ80の母もアラ還の詰子も、似たり寄ったり。
薬って調子が良いと忘れるんですよね。
さて、母も詰子も1日に10種類くらいの薬を飲んでいます。
そんなにあったら、どれをどのタイミングで飲むのか、僕でも分からなくなります。
母にとって薬の管理は難しいようで、お薬カレンダーを買ってきて試しているところです。
今回は薬を間違えずに飲めていましたが、あまり良い傾向ではありませんね。
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