妻の詰子は今年の2月から医者の勧めでリベルサス(血糖を下げる薬)を服用している。
巷で痩せる薬と言われているものだ。
詰子は1ヶ月ごとに血液検査のために診察を受けいる。
血液検査で一番注意しなければならないのはHbA1C(ヘモグロビンエーワンシー)という値だ。
詰子が検査結果を話してくる。
「すごい体重が減ってた」
「すごいじゃん」
「最近、体重を測ってなかったから気づかなかった。それに結構食べてるし」
「よかったね。A1Cは?」
「A1Cはちょっと増えてた。でも、これくらいなら大丈夫みたい。食事に気をつけてって」
「どうして増えたんだ? 最近気持ち悪くてあまり食べてない印象だけど」
「お煎餅が多かったかな」
「せんべい……か」
あとがき
そう言えば、詰子はしょうゆ煎餅にハマっていました。
A1Cが増えた理由で思い当たるのはこれくらい。
先月の詰子は胃の気持ち悪い日が多く、あまり食事をしていない印象だからです。
ん~、やはり体の仕組みって単純じゃないな。
でも詰子はリベルサスのおかげで体重が減って喜んでいるのでOKです。
今後も経過を見守りたいと思います。
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