第二の人生において、仕事とお金の問題は永遠のテーマである。
老後のために、僕と妻の詰子は株式投資をしている。
今ではそれが詰子の趣味となり、プロトレーダーのような振舞いで挑んでいる。
米国株式市場が開くころ、詰子がスマホを片手に、株価を確認している。
オツト
詰子ちゃん、今日の株価はどんな感じ?
詰子
ん~、パウエルが何か喋ってるみたい
オツト
マジで!?
何を喋ってるの?
詰子
知らん。
たぶん……『どうしよっかな?』って言ってるみたい
オツト
どうしよっかな!?
詰子
利下げしよっかな~、どうしよっかな~、みたいな
オツト
ハハハハ
あとがき
結局、23日の米国株式市場は反発して終わりました。
パウエルFRB議長の利下げ表明が支持されたようです。
さて、株価は様々な要因で上がったり下がったりを繰り返します。
僕たちは素人なので難しいことはわかりませんが、素人の僕たちでもわかることは、株価は需要と供給のバランスで上下するということです。
買いたいと考える人が多ければ株価は上がり、売りたいと考える人が多ければ下がる。
つまり、他人の考えていることがわからない限り明日の株価はわからない、ということです。
他人の考えてることなんて、そんなに簡単にわからないですよ。
家族でもわからないのですから。
しかし、今の僕たちは老後のために投資に頼らざるを得ないのも事実です。
要人発言を気にするとは情けない話ですが、誰かが起こした波に乗っていくしかないですね。
まぁ、何とかなるでしょう。
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