宅急便

日記

宅急便が来ると受け取るのは僕の役目だ。
呼び鈴が鳴ると急いでリビングのインターホンまで駆けつける。

しかし、たまに呼び鈴に気づかないときがある。
部屋に閉じこもり作業に集中していると周りの音が聞こえなくなるのは、よくあることだ。

そして宅急便の受け取りに失敗して、妻の詰子に迷惑をかける。
詰子が言ってくる。

詰子
詰子

耳が聞こえてないの?

オツト
オツト

いや、聞こえてるよ

詰子
詰子

ピンポ~ン♪が聞こえてないじゃん

オツト
オツト

あぁ~あれは聞こえないよ。
集中してるから

詰子
詰子

聞こえない気がしてるだけでしょ?
本当は聞こえてるくせに

オツト
オツト

いや、集中してるときは聞こえてないでしょ

詰子
詰子

言い訳ばっかりになってるよ

オツト
オツト

ーーーー

あとがき

耳が悪いのではなく、自分の部屋で作業をしているとホントに聞こえないのです。
リビングから距離があるのと、閉め切って空調をかけているのと、集中しているのと、複合的な理由です。

業者や配達員によって、呼び鈴を鳴らす人、鳴らしても5秒くらいで切る人、鳴らさず宅配ボックスに入れる人、宅配ボックスに入れずに持ち帰る人……と対応が随分違います。

そんな配達員と僕の耳の調子で、タイミングが合わないと受け取りに失敗します。
まぁ玄関まで持ってきてくれるだけありがたいんですけど。
将来はドローンが運んでくるのかな。

老後は体力がなくなるので、重たいものや大きいものは配達を利用することが増えます。

詰子ちゃん、ちゃんと受け取るようにするからね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました