中部国際空港セントレアのフォーポイントバイシェラトンに宿泊する予定がある。
妻の詰子はリベルサス（血糖を下げる薬）を飲んでいるせいか、体調の良くない日が続いている。
詰子
セントレアに行く前に、どこかのカフェに寄ってランチを食べてから行きたいんだけど
オツト
体調が良くないみたいだけど、食べれるの？
詰子
いやいや、体調が良くてお腹すいてたらどうするの？
僕はどう答えるべきか迷った。
オツト
ん～、知ら～ん
詰子
知らんって言わないで
オツト
ーーーー
話はさらに続く。
詰子
前に行った常滑のお洒落カフェみたいなところがいい
オツト
あれって、どうやって探したんだっけ？
詰子は迷わずに即答する。
詰子
知らん
オツト
！？
詰子
オツトくんが探してきた
オツト
俺、どうやって探した？
詰子
知らん
オツト
ーーーー
（知らんを連発しているぞ）
あとがき
以前に行ったカフェは、詰子に言われて探したんだと思いますが、自分で探した記憶がありません。
どうやって探したんだろう？
たしかに今どきのお洒落なカフェでした。
店の場所はわかるので、また行ってみるかな。
その時は夏の終わりで、ちょうど桃の季節。
桃のかき氷を食べた記憶があります。
美味しかった。
さて、僕は口癖で「知らん」「わからん」という言葉をよく口にするそうです。
何か聞かれたときに正解がないような質問だったり、記憶や知識があいまいだったりすると、どのように返事をしていいのかわからなくなってしまいます。
適当な知識で返事をして信用をなくすのも嫌なので、「知りません」「わかりません」と答えます。
これが一番正確だからです。
しかし、詰子にそう言うと「そんなこと言う人はオツトだけ」と嘲笑します。
「知りません」と言われた方は適当にあしらわれたと感じるようです。
コミュニケーションって難しい。
詰子ちゃん、僕の悪い口癖がどんどん移ってきているからね。
まぁ、似た者同士ということで。
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