「書いてはいけない」という本を買ってきた。
ステージ4のがん告知を受けた森永卓郎氏が書いて話題になっている本だ。
妻の詰子と喫茶店に入り、お茶を飲みながらゆっくり読みはじめた。
メニューの写真のアップルパイが美味しそうだったので、詰子とふたりでシェアしようと注文した。
しばらくすると、アップルパイが運ばれてきた。
本を読みながら詰子に話しかけた。
アップルパイ、美味しい?
まだ食べてませんけど……。
(食べてないことくらい、見ればわかるでしょ)
ーーーー
ねぇ、その本、おもしろい?
まだ、3ページしか読んでませんけど……。
(そんなにすぐ読めないよ)
あとがき
他人同士の夫婦でも、長く一緒に生活をしていると似てくるので不思議です。
考え方はもちろん、食の好みや行動、失敗談まで似ています。
ホントに不思議ですね。
さて、「書いてはいけない」は森永氏がステージ4のがん告知を受けて、命のあるうちに完成させようと書いた本です。
決して触れてはいけないと言われている3つの「タブー」が書かれています。
触れると、メディア界で干されて仕事がなくなり、下手をすると、逮捕され、裁判でも負けるからなんだそうです。
やりたいことができないなんて、日本という国は自由があるようで、実はないのかもしれません。
もっと言えば、一般の会社組織でもやってはいけないタブーがあり、タブーを犯すと仲間外れにされる、出世に響く、休みが取れないなど、悩んでいる人も多いようです。
そんな世の中で、第二の人生を送りたくありません。
もしかすると、みなさんが答えを見つけるためのヒントを、この本が与えてくれるかもしれません。
森永氏のように、健康はいつどうなるかわかりません。
僕の父も、あるとき体調が悪くなり、病院に行ったらステージ4の告知を受けました。
健康なうちは、やりたいことを自由にやりたいです。
特に第二の人生を送る老後はそうです。
なんでも自由にできる世の中で、似た者同士の夫婦そろって楽しく生きたいものです。
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