オツト、転がる

日記

我が家のリビングには、こたつテーブルが置いてある。
低反発の座布団に腰を下ろし、あぐらをかいて食事をするのがいつものスタイルだ。
これから妻の詰子と晩ごはんを食べるところだ。

テーブルには美味しそうな料理が並び、詰子はすでに席に着いてテレビを見ている。
僕も座ろうとした……その瞬間、重心のバランスが崩れて、後ろへ転がってしまった。

「ハハハハ」
「詰子ちゃん、俺を見て笑ったのか、テレビを見て笑ったのか、どっち?」
「オツトくんを見てに決まってるでしょ」
「ーーーー」

僕はしばらく、言葉にならない沈黙を落とした。

あとがき

最近、どんどん足腰が弱ってきてます。
普通にあぐらをかこうとしただけなのですが、バランスを崩しました。

今に始まったことではありません。
何もないところで躓くし、跨いだつもりが跨げてないことはしょっちゅうです。

老化です。
運動不足です。
情けないですが、仕方ないですね。

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