オツト、寝てるだけなのにうるさい

日記

朝起きると、どうも体が重い。
リビングに行くと妻の詰子が朝食を取っている。

「詰子ちゃん、おはよう」
「おはよう」
「なんか、体がすごい疲れてるよ」
「どうしたの?」

詰子が心配そうに聞いてくる。

「なんか、最近、俺、自分のいびきが聞こえてるような気がするんだよね」
「ホントに聞こえてる?」
「うん」
「うるさいでしょ?」

どう答えようか悩んだが、正直に言った。

「ん~、うるさい」
「ハハハハ。オツトくんのいびきはホントにうるさいんだって~」

あとがき

僕はいびきがうるさいらしいのです。
酔っぱらって寝るとき、それが顕著のようです。

旅先では、僕と詰子はいつもツインの部屋に泊まります。
夜、詰子はスマホで動画を見るのが習慣なのですが、その再生音がうるさくて眠れないので音量を下げるようにお願いします。
詰子は音を絞ってくれるけれど、僕が寝入った途端、今度は僕のいびきが始まる。
しかもその音が、詰子のスマホの再生音をかき消すほどらしいのです。
そのくらい僕のいびきがうるさいのに、僕が寝るときだけスマホの音量を小さくしろと言うのが気に入らないようなのです。

申し訳ない気持ちでいっぱいなんだけど、いびきはコントロールしたくてもできないんだよね。

でも今回は自分のいびきがうるさいなと実感しました。
というか、そのとき、息してないかも。
苦しいから起きる、自分のいびきが聞こえる、睡眠の質が悪く体が重い……そんな感じでしょうか。

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