目覚めたとき、背伸びをすると気持ちいい。
ついつい大きな声が出てしまう。
リビングに行くと妻の詰子が言ってきた。
詰子
なんかデカい声で『うぅ~う~ん』『あぁ~~』『んんん~』って言ってたよ
オツト
そんなにデカくないでしょ?
詰子
ーーーー
(トリッキーな雄叫びだよ)
ため息をついている。
呆れた様子だ。
詰子をよそに、白湯を飲もうとキッチンに行く
ペットボトルからカップにミネラルウォーターを注ごうとしたとき手が滑った。
オツト
あぁ~
詰子がこちらを見て、にらんでくる。
詰子
オツトくん、うるさいよ
オツト
カップに注いだつもりがこぼれてた
詰子
もう~、そんなことでいちいち大きな声を出さないで
オツト
ーーーー
(たしかに、うるさいな)
あとがき
自分ではそんなことないと思っているのですが、僕は声がデカいようです。
自分で無意識なところが厄介で、コントロールできず詰子に迷惑をかけています。
物を落としたり上手く注げなかったりすることは常なので、いちいち声を出すなと詰子に言われるのですが、できませんね。
さて、僕は胃腸が弱いので、毎朝起きると白湯を飲むことにしています。
もう30年以上続いています。
白湯を飲むという習慣も詰子にはないようで、結婚当初は僕が飲んでいると笑っていました。
それぞれの習慣で生活を送るのは難しい部分もあります。
詰子ちゃん、なるべく合わせるからね。
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